退職して1年、今思うこと
あっという間に一年経ちました。いや、あっという間でもなかったな、毎日が濃くて充実してて必死に生きてた気がする。この一年で何が変わったかというと、自分ではよく分かんない。たぶん周りの人に聞いたほうが自分の変化が分かると思う。ただ、ついこの間まで先生をしていたんだという感覚がずっとあったんだけど、一年経ってしまうと、ついこの間、ではなく、なんだか遠い昔のことのように思ってしまって、ちょっと寂しい。未来の自分には、「いやいやまだ一年しか経ってないやん、まだ最近やん。」って言ってる気がするけど。
仕事を辞めてからのこの一年、とても充実していたと思います。客観的にみると、環境や周りにいる人(交友関係)が大きく変わったかな。たぶん仕事を続けていたら出逢わなかった人にたくさん出逢ったし、仕事を続けていたら経験できなかったこともたくさん経験させてもらいました。出逢ってくださった方々や経験したこと全てが私の財産だと自信をもって言える。
私は一年前、公務員という世間一般的には安定した職からニートになりました。途中フリーターに昇格し、今は再びニートです(笑)
一年前に書いたブログを自分で久しぶりに読んでみた。その時はまだ辞めた実感がなくて、不思議な気持ちだったみたい。そして、経済的不安がすごくあったみたい。まあ、そりゃそうだよな、と今の自分でも思います。
今思うことは、私の選択は間違っていなかったということ。
仕事に就けたこと、数年間でもその仕事ができたこと、そして退職したこと、全て良かったなと思っています。
仕事をしていた時、私は何度も思いました、絶対にこの仕事私に向いてない、と。余裕がなくて、精神的にも体力的にもしんどくなって、こんなに自分の身削りながら仕事して私は生きてる意味あるの?って毎日のように思ってたし、仕事大嫌いだったし、でも仕事を休んだところで仕事が増えて自分の首を絞めるだけだからと休もうにも休めなくて、負のスパイラルに陥ってました(笑)退職した理由はいくつかありますが、最初はただただしんどいという理由で退職を考えだしたのを覚えています。
あんなに嫌いだった仕事が、今となってはすごく誇りに思っているし、本当に経験できてよかったなと思ってます。こう思えるのは、仕事のやりがいを今でも感じることができているからです。というか、仕事のやりがいを一番感じることができたのは、退職した後でした。頭では分かっていました、仕事のやりがいを。ただ、心の中にストンと降りたのは辞めた後だったんです。
恥ずかしながら、仕事をしている時は見返りを求めていました。「私がこんなに頑張ってるんだから、サービス残業でこんなにしてるんだから、それに応えてほしい!」と。だから余計しんどかったんだと思います。でも、当時必死だった自分に言ってあげたい、「必死に頑張ったのは決して無駄じゃない、何倍も大きくなって返ってくるよ。」と。
今年新しく出逢う人たちの中には、自分より若い人たちもたくさんいました。年齢じゃない、と頭では分かっていますが、同じ経験を、自分よりも若い時に経験している人たちを見て、最初は羨ましいなと思うことも正直ありました。でも、地元の小中学校に通ったことも、進学校に行き勉強漬けだった高校生活も、第一志望を諦め第二志望の大学に行ったことも、なりたくないと思っていた仕事に就いたことも、仕事を数年間続けたことも、どれか欠けてしまっていたら、別の道に進んでいたら、出逢わなかった人がたくさんいたし今のような経験ができなかっただろうし、例え同じ経験をしたとしても感じ方が全く違っていただろうなと思う。仕事を続けたからこそのこの一年があり、出逢いがあり、学びがあったんだと改めて思います。
私はまだやりたいことも行きたいところもいっぱいあります。今日からまた一年、どんなことがあるのかなー?この一年も、色んな経験をして色んな人に出逢って、レベルアップしたいし、魅力的な人になりたいと思う。自分が思い描く理想の女性になれるように、進んでいくのみだなあ。
すんごく長くなりました。
こんな長文を読んでくださった心優しいあなた、本当にありがとうございます。
0コメント